要旨:「民は食を以て天となす」と古くから言われているように、中国の文明は飲食から離れられないものだといってもよかろう。中国の歴史は悠久であり、その飲食の文化もおなじく古くて、その本国の文化ないし他の国家や民族文化に対して深遠な影響を及ぼしている。中でも日本とは地域上の関係で、ずっと昔から重要な連絡を持ち続き、飲食の方面においてもたくさんな共通点を持っている。しかし一方、地域や民族及び生活環境の差異からまた少なくない相違も見られるようになってきた。本文は主に食物の料理の方法や食器及び客をもてなす儀礼などのいくつかの方面から中日の飲食文化を比較し、更に両者間のカルチャーギャップの形成要因も深く探求しようとするものである。
キーワード:中日飲食;飲食文化;要因;料理;調理
目次
要旨
中文摘要
前書き-1
第一章 先行研究-1
第二章 中日食文化の差異-3
2.1食材の相違-4
2.2料理方法の相違-4
2.3食器の相違-7
2.4飲食儀礼の相違-8
第三章 食文化の差異の形成要因-9
3.1地理的要因-9
3.2経済的要因-10
3.3政治的要因-10
3.4文化的要因-11
まとめ-12
謝 辞-13
参考文献-14