要旨:妖怪文化は中日両国文化の重要な一部分である。国の発展とともに成長してきた妖怪文化は、明確に民族の固有信仰と性格を映し出していると言える。妖怪文化は経済にも価値がある。そして、妖怪或いは世間で一切な不思議なものを研究する妖怪学も重要な意義があると思う。両国は確かに隣国であるが、国情が異なるから、様々な差別があり、妖怪学も必ず共通点と相違点がある。
本稿は中日妖怪学の発展状況を紹介し、共通点と相違点を説明し、そしてその違いの原因を分析してみた。
キーワード:妖怪文化;妖怪学;井上円了
目次
要旨
中文摘要
はじめに-1
第一章 現代に至るまでの中日妖怪学-2
1.1日本の妖怪学-2
1.2中国の妖怪学-2
第二章 中日妖怪学の共通点-4
2.1研究目的-4
2.2研究方法-5
第三章 中日妖怪学の相違点-7
3.1分類方式-7
3.2組織と研究成果-7
第四章 共通点と相違点の原因分析-9
4.1共通の原因-9
4.1.1文化基礎-9
4.1.2歴史背景-10
4.2相違の原因-11
4.2.1歴史文献-11
4.2.2政策-11
4.2.3流行文化-12
4.3妖怪学の展望-12
4.3.1文化的側面-12
4.3.2経済的側面-13
おわりに-14
謝辞-15
参考文献-16