要旨:食文化は国家文化の中で一つの重要な部分である。中国も日本も食文化を重視している。特に、正月で来年の良い運勢を祈るために、両国どもめでたい寓意を含んで料理を食べる習慣がある。本文は正月料理を中心に、中日両国の食文化を比較して共通点と相違点を形成する原因を検討する。
本文は三つの部分に分かれている。第一部分は中国と日本における食文化の起源と発展を簡単に紹介する。第二部分はお正月料理を中心に、各国の食習慣、食材、調理方法という3つの方面から、中日の食文化を比較する。第三部分は中日長期にわたる頻繁な交流、食意識の違い、風土の影響から、両国の食文化において共通点と相違点を形成する原因を分析しようと思う。
その結果、中日の正月料理を比較し、両国は食文化において共通点と相違点があることがわかった。両国は一衣帯水の隣国なので、昔から文化交流が盛んであった。同時に、昔の両国人の生活はほとんど農耕活動をめぐって展開されていった。従って、
中日両国は食文化においては多くの共通点がある。しかし、各国の食意識、環境の原因で、それぞれ違った食文化の要素を持っているのも言うまでもないことである。
キーワード:正月料理、食文化、比較研究
目次
要旨
中文摘要
はじめに-1
第一章中日の食文化の概況-1
1.1中国の食文化の起源と発展-1
1.2日本の食文化の起源と発展-2
第二章 中日正月料理から見る食文化の異同-3
2.1食習慣からの比較-3
2.2食材からの比較-4
2.3調理方法からの比較-5
第三章 中日の食文化異同の原因-6
3.1長期にわたる頻繁な交流-6
3.2食意識の違い-7
3.3風土の影響-7
終わりに-8
参考文献-10
謝 辞-11