要旨:現在、環境問題はすでに皆が最も関心を持つ問題となっている。宮崎駿は普通の人よりも早くこの問題に気づき、そしてそのアニメ作品を通じて人々に人間と自然の関係に関する自分の思考、つまり彼の自然観を伝えている。
宮崎駿は、自然を保護することが実は人類自身を救うことであり、自然に対して善意を持って取り扱えば、自然も善意で報いてくれると主張している。それに、自然が無罪であるから、環境問題の責任はもっぱら我々人類にある。文明の発展と自然の保全という矛盾は完全に解決できるわけではないが、何とかしてそのバランスを保っていかなければならないと思っている。
宮崎駿の自然観から得た啓示と言えば、まず、人間も自然の一部分であり、自然なしには人類も生きていけない。だから、経済を発展させるために、自然を回復できないほど傷つけるようなやり方をやめて、自然と調和していかなければならない。そのために、自然を持続的に利用する必要がある。自然保護は人類の未来に関わる問題だから、われわれは真剣にそれに直面し、正しい自然利用のやり方を堅持し、人類の文明と自然の保全を両立させることに努力しなければならない。
キーワード:宮崎駿;アニメ;自然観
目次
要旨
中文摘要
はじめに 1
第一章 宮崎駿とそのアニメ2
1.1宮崎駿とそのアニメ作品2
1.2宮崎駿のアニメの人気ぶりとその特徴2
第二章 そのアニメに見られる宮崎駿の自然観とその影響3
2.1彼のアニメに見られる宮崎駿の自然観3
2.2宮崎駿の自然観の影響 5
第三章 宮崎駿の自然観から得た啓発 7
3.1人間と自然の関係7
3.2自然利用の正しいやり方7
3.3環境問題と人類の未来8
終わりに9
謝辞 10
参考文献11