要旨: 詩歌は文学の重要な部分であリ、自然は生活の重要な部分である。中国の詩歌でも日本の和歌でも、自然の植物を詠むものが多い。本論文は「歳寒三友」に関する中日の古典詩歌を研究対象として、この一組の植物は中日の詩歌におけるイメージを分析した。中国の古典詩歌における植物は人格のたとえで、志望を表すものであるに対して、日本の和歌における植物は人間の心境を表すものである、という差異が分かった。
キーワード:歳寒三友、イメージ、比較、人格、 心境
目次
要旨
中文摘要
はじめに-1
第一章 「歳寒三友」について-3
1.1「歳寒三友」の形成-3
1.2「歳寒三友」の伝播と発展-3
第二章 中国の詩歌における「歳寒三友」-4
2.1松-4
2.2竹-4
2.3梅-5
第三章 日本の和歌における「歳寒三友」-7
3.1松-7
3.2竹-7
3.3梅-8
第四章 「歳寒三友」のイメージの比較-10
4.1共通点と相違点-10
4.2差の生じる原因-11
終わりに-12
謝 辞-13
参考文献-14