要旨:映画「火垂るの墓」は監督高畑勳指導された映画である。映画は第二次世界 大戦後期の神戸で、空襲で母が死んで親戚の家に養子にされた兄清太と妹節子 は政府の支配で、人々を離れてある穴で隠して生活していたが、大人の援助を 得られずに死亡していく物语である。
本論文は、映画「火垂るの墓」のような戦争の作品に対する描写から、日本 人の戦争観、そして日本人の戦争観が社会に及ぼす影響を、侧面から映し出す。 江口圭一の「日本人の戦争観」と、映画「火垂るの墓」の更なる解釈を経て、 日本人の戦争観を詳しく知ることになった。その戦争観が形成された背景に合 わせて形成された原因、社会に及ぼす影響を分析し、戦争観の具体的な表現で 探ってみる。この研究により、中日関係に両国間の歴史観に対する理解を促進 する。
本稿は以上の研究により、次のような観点を明確にした。その一は日本人の 戦争観が根深い「忠君」、「等級制」の民族的な性格と関係がある。その二は 日本人の戦争観の形成と当時の米国は冷戦のため、対日政策が調整して日本に 深刻な民主化改革が完成しないことと関係がある。その三は日本人の戦争観は、 日本政府の歴史を否定するなど、他国の人々の感情を傷つける行為をする最も 重要な原因である。四、日本人の戦争観は中日矛盾の本質である。
キーワード:火垂るの墓 戦争観 原因 表現 影響
中文摘要:《萤火虫之墓》是由高畑勋执导的日本动画电影。影片讲述了在二战后期的 神户,因空袭而失去母亲被亲戚家领养的哥哥清太和 4 岁的妹妹节子在政府的支 配下,远离人们,藏在一个洞穴里生活,但因得不到大人的援助而渐渐走向死亡 的故事。
本论文从对于电影《萤火虫之墓》的描写开始,从侧面反映出日本人的战争 观以及日本人的战争观给社会带来的影响。通过对江口圭一的《日本人的战争观》 一书以及对电影《萤火虫之墓》的进一步解读,详细地了解日本人的战争观。并 结合其战争观形成的背景来分析其形成的原因。最后再通过其战争观的具体表现 来探究战争观给社会带来的影响。并希望借此促进中日之间的相互理解。
通过本篇论文的分析研究,笔者得出以下观点:1、日本人的战争观形成与 其根深蒂固的“忠君”、“等级制”的民族性格有关。2、日本人战争观的形成 和当时美国由于冷战,调整对日政策未对日本进行深刻的民主化改革有关。3、 日本人的战争观是造成日本政府作出否认历史等伤害他国人民感情行为的最主 要因素。4、日本的历史认知问题是中日矛盾的本质。
关键词:萤火虫之墓-战争观-原因-表现-影响
目 次
要 旨
中文摘要
はじめに -1
1-日本人の戦争観について - 1
1.1 江口圭一の「日本人の戦争観」 -1
1.2「火垂るの墓」について -2
2.日本人の戦争観の原因と背景 - 3
2.1 背景 -3
2.2.1 第二次世界大戦後の日本国内状況 -3
2.2.2 第二次世界大戦後の日本国際情勢 -4
2.2 原因 -5
2.2.1 外部原因 -5
2.2.2 内部原因 -5
3.日本人の戦争観の表現と影響 - 6
3.1 表現 -6
3.2 影響 -11
おわりに -11
参考文献 -13
謝辞 -14