要旨:日本は狭い島国なので、四季がはっきりし、美しい自然環境と豊富な自然資源を持っている。日本人は昔から、自然に恵まれるので、心から自然を愛している。同時に、自然とやりとりをしているうちに、四季それぞれの独特な魅力を楽しんでいる。季語はこういう自然を賛美する、自然への愛を表わす言葉である。
本稿は日本の季語から入手し、日本人の自然観と美意識を研究しようと思う。まず、季語が最初どのように生まれたのか、如何に発展してきたのか、どんな働きがあるのか、どういう分類があるのかなどの問題を考察をした。次に、俳句の実例を通じて、その中に含まれた季語の役割を解釈した上で、自然を愛し、自然と一体化になる自然観を明らかにした。最後、また俳句の実例を取り上げて、それ中の季語が与えてくれる雰囲気を解明することによって、「わびとさび」、「もののあわれ」、「無常観」といった日本人の美意識は日本文化の核心の一つであることがわかった。
季語は日本人の季節感のはっきりしている生活の中で、季節感や気持ちを表す言葉である。季語は日本語の宝石語だといわれるが、日本文化の特性を表す重要な言語表現でもある。だから、日本人の自然観と美意識を研究する際には、季語は重要な手がかりである。
キーワード:季語、自然観、美意識
中文摘要:由于日本是狭长的岛国,因而四季分明,拥有美丽的自然环境和丰富的自然资源。从古至今,日本就一直受到大自然的恩惠,因此日本人由衷地热爱自然。同时,在和自然互动的过程中,日本人享受着一年四季的独特魅力。季语就是这样一种赞美自然,表达对自然的爱的语言。
本文从季语入手,研究日本人的自然观和美意识。首先,考察季语是如何产生,如何发展,有哪些作用和分类等问题。然后,以俳句为例,解释俳句中季语的作用,表达出热爱自然,与自然融为一体的自然观。最后,也是以俳句为例,通过阐明俳句中季语所传达的氛围,理解了「わびとさび」、「もののあわれ」、「無常観」这些日本人的美意识是日本文化的核心之一。
季语是日本人在四季分明的生活中用来表达季节感和心情的语言,是日语中的精华,也是日本文化特性的重要语言表现。因此季语是研究日本人自然观和美意识时的重要线索。
关键词:季语、自然观、审美观