序論:
食は紛れもなく、文化である。文化は人々が楽しむ為にある。中国と日本は、長い歴史がある国であるので、美味しい料理を作るように、中日両国の国民は色々な工夫をしてきた。中日両国は東アジアの隣国であるので、両国は過去の長い時代にわたって、両方の食文化を積極的に取り入れてきた。しかし、中国と日本は地域や民族や民俗などの違いがあって、いろいろな食文化の違う所もある。
今まで、本やインタネットで、いろいろな中日食文化についての資料を調べてみた。しかし、大部分の資料はただ、中国と日本の料理の種類や特徴や写真などの研究である。しかも、中日食文化の区別に関する研究も簡単である。だから、私は現在の中日食文化についての研究がまだまだ十分ではないし、中日食文化の区別についての研究も詳細ではないと思われる。
では、中日食文化におけるそれぞれの特質はいったい何だろうか。
本稿では今の中国と日本の食文化の現象と特徴から、中日食文化の特徴を研究しようと思う。考察や分析から、それぞれの特徴を出そうと思う。
まず、現在の中日食文化の現象、つまり、両国の国民の習慣を報告する。
次に、中国と日本の主な料理を次々に並べて、中日料理の特徴を観察する。
最後に、中日食文化の特徴を探し出す、「中日食文化の特質は何か」、その比較研究を通して明らかにしたのである。