要旨:神話は人類早期文化の影で、いつも原始の宗教信仰や生産活動が伴う。日本神話の研究で最初のものは現存する最古歴史書の「古事記」である。それによると、主神の天照大神は女神である。完成した年代から見ると男性はもう社会で主導権を握っていて、女性の神様が神の国であり高天原の主宰役になることはその時には情理にかなっていない。本文は天照大神という女神の形象について分析をして、また「古事記」に関する研究を結び合わせて、女神が主神となる理由をまとめる。
キーワード:古事記 天照大神 母系社会 文化継承 女性の役目
摘要:神话是人类早期文化的的投影,并一直伴随着原始的宗教信仰及生产活动。在日本,研究神话最早是完成于合铜六年(公元712)的《古事记》。根据其记载,主神天照大神是一位女神。而在当时的日本社会,男性已占主导地位,却让一位女神成为众神的国度——高天原的领导者,成为众神乃至日本国民心中的领袖,这似乎有些不合常理。本文试图通过分析天照大神形象的特异性,阐明天照大神能够成为主神所具备的特质,并结合《古事记》的研究著作,总结日本神话中女神能成为主神的原因。
关键词:古事记 天照大神 母系社会 文化继承 女性作用