要 旨:感情というものは人間の精神生活と社会生活に大切な役割を果たしている。人々は心理的に日常の喜怒哀楽を感じるとともに、自分の気持ちも他人に伝える。それに、感情の表現は、顔つきやしぐさやもののやり取りなどの非言語の方式のほかに、言葉で感情を伝えるという方法もある。それに、言葉で自分の感情を表すというやり方は、外のやり方よりもっと効果的である。こういうわけで、その言葉を通じて人間の感情を研究することが一番よい方法だと思う。
四年間の日本語の勉強を通して、わたしがまず気が付いたのは、日本語はとてもきめ細かな言語だということである。とくに、日本語の感情表現はそうである。その表現はいつも事物の状況にぴったり合って、きめ細かである。語彙そのものが感情の色合いに富んでいるだけでなく、いきいきである。それに文章の中の連語やセンテンスも感情表現に補助作用を果たしている。日常生活でうまく日本語が使えるために、日本語の感情表現を身につける必要があると私は思う。本論文は日本語の感情の色合いのある言葉、連語、表現形式および、その、文と文章での現れを検討し、文化を中心に、日本語の感情表現の原因を研究したものである。
キーワード:日本語 感情表現 感情動詞 感情形容詞