要旨:日本庭園の歴史は非常に古く、文献上に残っているものだけでも、ゆうに千有余年の歴史を持っている。従来に国内外の学者は日本の庭園について多くの研究を行ってきた。大橋治三は『日本庭園―造型と源流』という本の中で日本庭園の造型と源流を紹介した。中国の叶渭渠と唐月梅は『物哀と幽玄―日本人の美意識』の中で空間芸術美から庭園を分析した。日本の庭園は今でも世界中に誇る「日本文化」の代表である。したがって、本文は庭園の歴史、庭園の中に含まれている人間の努力、そして庭園の中から見られる人間と自然の調和をめぐって論じたいと思う。多くのひと人に日本の庭園についてより深く理解してもらいたい。
本稿は三つの部分に分かれている。第一部分は庭園の歴史について述べる。第二部分は庭園の発展過程の中にかける典型的な三つの名庭園を紹介し、その中に注いでいる人間の努力を論じる。最後は庭園から見た「和」の精神について論じる。
日本の庭園は狭いスペースであっても、その土地の「自然」と「歴史」と「文化」とを、ひとまとまりの「美しい風景」へ昇華させている。最初の自然への模倣から自然の魅力と人間の努力を結合するまで、日本の庭園は一歩一歩発展してきた。本当の「美」は自然そのものの美だけではなく、人間の知恵で創造できた空間的な技術美も必要である。両者は完璧に融合してからこそ、本当の「美」を育むことができると思う。その完璧な融合は人間と自然の調和であると言えるだろう
キーワード:日本庭園、人間の努力、調和
摘要:日本庭园有着非常古老的历史,仅文献上记载就有千余年。在以前国内外的学者就关于日本庭园进行了很多研究。大桥治三在《日本庭园—造型与源流》中介绍了日本庭园的各种造型及源流。中国的叶渭渠和唐月梅在《物哀与幽玄—日本的美意识》中从空间艺术美的角度对庭园进行了分析。日本庭园直至今天都是日本值得称耀的“日本文化”。因此,本文围绕庭园的历史、庭园中所灌注的人类努力、庭园中看出的人类与自然的和谐进行阐述,让更多的人对庭园有着更深入的理解。
本稿分为三部分。第一部分叙述庭园的历史。第二部分介绍在庭园发展过程中较为典型的三大名园,并说明其中灌注的人类的努力。最后阐述从庭园中看出的、由自然魅力与人类智慧完美结合而孕育出的“和”的精神。
日本的庭园即便在狭小的空间中也能将这块土地上的自然、历史和文化共同升华至“美丽的风景”从最初的模仿自然到后来将人类的智慧灌注到庭园设计中,庭园一步步发展而来。所谓真正的美不仅仅是自然本身之美,由人类智慧所创造的空间艺术美也很有必要,我认为庭园的真正之美正是在于两者的完美融合。而这个完美融合可以说是人类与自然达到的和谐。
关键词:日本庭园、人类的努力、和谐