要 旨:各国の食文化はその国々の文化を表わすのに重要な役割を果たしている。人々の好みが各々違うように、各国もその異なった風俗習慣によって、それぞれ異なった食文化を成り立たせる。日本人も例外ではなく、彼ら独特の飲食習慣がある。例えば、刺身、寿司、納豆、味噌などに対して、日本人は格別に親和観を抱いている。「食文化」は各民族の発達史に伴って、自然に形成され、そしてその民族特徴に合わせた伝統文化だと言える。日本の食文化は日本の地理位置、気候、物産などと密接に関連して、また日本の歴史、経済、宗教、対外関係にもかかわり、さらに時代が進むつれて、絶えず変わりつつあるものである。
私は時々日本のテレビ.ドラマや映画などで日本人の飲食関係の内容を見る。見て気づいたのは日本人の飲食習慣が中国とよく似たことがあるが、一方違うこともあるということである。これらの飲食習慣は日本の食文化をどのように反映しているか。これについて、本論文は日本の「国食」と称される寿司に着眼して、考えてみたい。
キーワード:キーワード:寿司、食文化、民族特徴、栄養、健康