要 旨:「それから」は夏目漱石の前期の三部作と呼ばれるものの二作目である。この小説において、漱石は世間一般の道徳より高い道徳を抽出し、愛の自然にアクセントを置いた。そして、主人公の心理や会話は鮮やかに主人公三人の性格特徴を反映する。発表者はいろいろ資料を研究して、「それから」と作者の深い繋がりを見つけた。つまり、この作は作者の本当の生活と真実の感情の反映である。「それから」と三部作のほかの作品はいったいどのような関係か、発表者がこの論文において、いろいろ分析によって、説明する。
本稿の内容構成は、以下のとおりとなる。
序論
本論
第一章 「それから」の創作背景とあらすじ
第二章 「それから」に対する研究
第三章 「それから」と夏目漱石の繫がり
第四章 「それから」と「三四郎」および「門」の間の関係――「それから」の題名から前期の創作特徴を見る
結論
キーワード: 道徳、自然の愛、真実の反応、三部作、前期の創作特徴
摘要:夏目漱石的著作——《然后》是他前期三部作中的第二部。在这部小说中,作者提取了比人世间一般道德更深层次的道德,在追求自然的爱这一层面上搁置了重点。这部小说里通过描写主人公的心理和对话将三位主人公的性格特征鲜明地反应了出来。笔者通过翻阅大量的资料,惊奇地发现这篇著作与其作者夏目漱石的真实经历有着密切的关系,也就是说这篇著作可以说是夏目漱石某些真实生活和感情片段的缩影。而且发现这部著作和三部作中另外两部有着密切的关系。这部作品到底是不是起到承上启下的作用,它是怎样反应作者前期的创作特色的,笔者在此篇论文中,通过大量的研究阐述了自己的看法。
本文的具体构成如下:
绪论
本论(包括以下几部分)
第1章 《然后》的创作背景和中心思想
第2章 对《然后》的研究
第3章 《然后》与夏目漱石的关系
第4章 从三部作之间的关系分析夏目漱石前期的创作特色
结论
关键词:道德,自然的爱,真实的缩影,三部作,前期创作特色