要旨:日本では映画といえば、宮崎駿監督の作品が人の心底の思想に影響を与えたことはよく知られる。特に、宮崎駿が自然を描くことと子供に夢を編んであげることが好きである。大自然を描くことで、観衆たちの心を奪い、同感させる。彼は映画の中で愛と責任、自然と生命といったような理念を伝えようとしている。例えば、「千と千尋の神隠し」と「崖の上のポニヨ」には工業の発達によるもたらす厳しい汚染を表している。「紅の豚」と「天空の城ラビユタ」と「ハウルの動く城」には戦争への強い反対という思想が見られる。それは、戦争が私達人間に損害を負わせるだけではなく、自然を壊すからである。「となりのトトロ」という映画には森林に対する信仰は日本の精神構造の支えということが反映されている。「もののけ姫」と「風の谷のナウシカ」には人間が自然を使用しすぎた結果、森林が破壊され、生態環境が悪化するばかりだということを描く。本稿では、宮崎駿の映画を研究することで、日本の「神人合一」思想が分かる。私達は人間は自然に対し、敬虔な態度を持ち、自然とともに平和に生きていくべきである。
キーワード: 宮崎駿;映画;人;自然
目次
要旨
中文摘要
第1章 はじめに-1
1.1 研究の背景-1
1.2 先行研究と研究方法-1
1.3 宮崎駿監督の作品と自然の関係-1
第2章 科学技術と自然の対立-3
2.1 科学技術に対する態度-3
2.2 技術と自然の矛盾-3
2.3 戦争は自然に与える悪い影響-4
第3章 人と動物の対立-7
3.1 古くから自然に対する態度-7
3.2 人間と動物の関係の破壊-7
第4章 人と自然の調和-9
4.1 活気と調和に溢れる自然-9
4.2 作品から見る調和-9
第5章 女性の働き-11
5. 1 女性は自然を結びつける紐帯である-11
5.2 作品の中で女性の作用-11
第6章 自然に対して人間のとるべき姿勢-13
6.1 人と自然の問題に対する困惑-13
6.2 人間の本当の敵-13
6.3 宮崎駿の呼びかけ-13
終わりに-15
参考文献-17
謝 辞-18