要旨:19世紀中期、日本と中国両国は国の繁栄を図り、西洋への勉強を実行し、それぞれ明治運動と洋務運動を行った。封建制度の国家は先進的な西洋各国を見習ったのは、自国の発展にも役立った。先進的な技術を国内に取り入れる効果的な方法は直接に留学生を派遣させることである。それゆえ、中日も欧米に数多くの留学生を派遣した。開放を迫られた中日は同時に改革政策を行ったけれども、違った改革成果を収めた。さらに自国現代化の発展の道を影響した。
本稿では、まず第一章と第二章で洋務運動時期と明治維新時期の留学状況から中日の留学背景と留学教育の発展の道を分析する。第二に、洋務運動と明治維新の具体的な留学政策を比較する。第三に、洋務運動と明治維新の違った留学政策から原因を探す。最後に、結論を下し、我が国への啓示を得る。本稿では、中日両国の留学政策の違いを分析してから、現代の中国留学熱の現状に中国国情に即している提案をうちだすと期待している。
キーワード:洋務運動;明治維新;留学派遣;西洋文化;啓示と反省
目次
中文摘要
要旨
第1章 はじめに-1
1.1 留学活動を研究する原因-1
1.2 留学についての現存研究-1
1.3 本研究の目的-1
第2章 洋務運動時の留学状況-3
2.1 中国古代留学の背景-3
2.2 洋務運動時留学生教育の発展-3
2.2.1 近代留学の始まり——幼児をアメリカに留学-3
2.2.2 公費による留学の続きーーヨーロッパに留学-4
第3章 明治維新時の留学状況-5
3.1 日本近代留学の背景-5
3.2 明治維新留学の発展-5
3.2.1 幕末西洋の影響-5
3.2.2 明治時代の留学熱-5
第4章 洋務運動と明治維新の留学政策の比較-7
4.1 留学生を選んだ政策-7
4.1.1 選んだ資格-7
4.1.2 留学生選抜方法-7
4.1.3 留学生の身分-7
4.1.4 勉強科目-8
4.2 帰国後の職務の比較-8
4.2. 1 審査と採用-8
4.2. 2 奨励-9
第5章 洋務運動と明治維新の留学政策の違い-11
5.1 政治の違い-11
5.2 経済レベル-11
5.3 文化伝統の違い-12
5.4 西洋文明の影響-12
第6章 反省点と啓示点-13
6.1 洋務運動と明治維新の留学教育が両国への影響-13
6.2 洋務運動と明治維新留学教育の問題点-13
6.3 我が国への啓示点-13
6.3.1 東西文化の衝突と融合を正しく対処-13
6.3.2 留学教育経費の投入を増加-13
6.3.3 留学人材の採用政策-13
第7章 おわりに-15
7.1 本研究の新しい観点-15
7.2 本研究の意義と欠点-15
7.3 今後の展望-15
参考文献-16
謝 辞-17