要旨: 観光とは、一般には、楽しみを目的とする旅行のことを指す。余暇時間の中で、日常生活圏を離れて行うさまざまな活動であって、触れ合い、学び、遊ぶということを目的とするもので、純粋な楽しみとしての観光が広まることになる。具体的には場所ではなく、目的が観光を引っぱる時代となった。現在はこの時代にあると言われるが、もう一歩進んだ次元にあるという考え方もある。それに、「食」は観光中の不可欠な物である。旅行の大きな楽しみといえば「食」である。旅行先の特産品や名物をあらかじめ調べておき、現地の料理を楽しむのは旅行の醍醐味である。中国の国内経済の急速な発展に伴い、海外が多くの中国人家庭にとって、最優先の旅行先となっている。絵のような美しい風景と異国情緒をみずから体験できるだけでなく、一流の美味な料理を食べることもできる。外国旅行がますますブームになっている今の時代に、観光文化が発展することは、人文教育の促進、歴史文化の宣伝にも役立つ。両国は旅行中、広く深い文化を感心しながら、両国の文化の交流も増進する。本論文は、中日両国の観光と「食」の現状を述べ、それを分析したり、比較したり、未来の発展状況を予測する。
キーワード:観光;飲食;観光資源;文化交流
目次
摘要
要旨
はじめに-1
1 中日観光の現状-2
1.1 日本観光の現状-2
1.2 中国観光の現状-4
2 中日食文化の魅力-6
2.1 日本の食文化-6
2.2 中国の食文化-7
3 観光と「食」文化-9
3.1 中日交流における観光の作用-9
3.2 中日交流における「食文化」の作用-10
3.3 日本人にインタビューする内容と結果-11
4 中日両国の観光産業の未来と自分の感想-12
4.1 中日両国の観光産業の未来-12
4.2 自分の感想-12
終わりに-14
参考文献-15
謝 辞-16