要旨:
近年、中国経済発展に従って、中国と外国の交流が盛んになっている。日本は自動車産業、製造技術、デザインと技術開発の面で中国より進んでいる。日本自動車の代表的な会社であるマツダは中国と自動車貿易をすると同時に、中国の自動車工業に積極的に参加する。2001年より本格的に中国市場に進出し、一貫したブランド戦略を展開している。2015年度、中国におけるマツダ自動車の販売量は235万台であった。他社より小規模のマツダがこういう販売量に達したのは、その成功したブランド戦略のおかげである。マツダはブランド戦略を通じて、競争相手との差別を図り、シェア拡大を実現した。
一方、中国自動車産業は不景気である。技術開発だけでなく販売戦略にもいろいろな問題がある。マツダの近年の販売台数と輸出(入)量をデーター分析し、そのブランド戦略と経営方法を参考にするのは、中国自動車産業の問題点と不足を補い、最適の経営戦略を立てるのに役立つものである。
キーワード:マツダ;経営戦略;ブランド戦略;グローバル化
目次
摘要
要旨
1.マツダの会社概要-1
1.1マツダの沿革-1
1.2マツダの現状と近年の実績-2
2.マツダの経営戦略-4
2.1マツダの中期経営戦略-4
2.2マツダのブランド戦略-5
3.中国自動車製造業への示唆-8
3.1中国自動車製造業の経営戦略上の問題点-8
3.2 マツダの経営戦略から学ぶこと-9
終わりに-11
参考文献-12
謝辞-13