要旨
『砂の女』は安部公房の代表作である。本論文では、モダニズムの角度から男の主人公の意識変化およびその原因を探求してみた。ヒロインと砂の穴に対する排斥から受け入れという男の主人公の意識変化は現代人の孤独な生存状態を明らかにさせた。
キーワード: 意識変化、人間の存在、孤独、異化
目次
要旨
中文摘要
1.はじめに-1
1.1安倍公房とその文学-1
1.2先行研究-2
1.3研究目的と意義-3
2.男の主人公の意識変化――排斥から受け入れ-3
2.1砂への意識-3
2.2女への意識-5
3.意識変化の原因-7
3.1死への恐怖-7
3.2性-7
4.おわりに-9
4.1結論-9
4.2今後の課題-10
参考文献