要旨
『銀河鉄道の夜』は宮沢賢治の代表作の一つとして、綺麗な銀河の景色を描き、後世の創作者たちにも巨大な影響を与えている。作品の中では、様々な星座が出てくる。それに関しては、たとえ関連知識は完全に知らなかったとしても、この作品を楽しむことができる。しかし、物語の重要な意象としての星座を知るほど、より一層作品を楽しむことができるのだろう。本論文では、作品の中の星座とその象徴や意味について研究し、その上に、宮沢賢治にとって、「星」はどんな存在であることも研究した。
キーワード:宮沢賢治、「銀河鉄道の夜」、童話、星座
目次
要旨
中文摘要
1.はじめに-1
2.先行研究-2
3. 作品の中に出てきた星-3
3.1.サウザンクロス-3
3.2.さそりの火-3
3.3.夏の大三角-4
3.4.他の星座-5
4. 星と宮沢賢治の繋がり-6
4.1.宮沢賢治にとっての星-6
4.2.「星めぐりの歌」-6
4.3.『双子の星』-7
4.4.『よだかの星』-7
5.おわりに-8
参考文献-10