要旨
本論文では、中国留学生が卒業論文を書くときの問題意識の不足している原因を探り出すことを目的とする。また、この問題を改善する方法を提案する。アンケート調査とインタービュー調査を用いり調査を展開した。結果として、問題意識の不足は中国の学校教育に関係していることがわかった。ゼミナール式の授業方法は中国の留学生の問題意識の強化に効果があることも見られた。今後、中国の学校教育は学生の「批判的読み」、「ものづくり」の能力を重視すべきである。そして、試験の形式も学生の「思考力・判断力・表現力」に注目すべきである。
キーワード: 中国留学生; 問題意識; ゼミナール;学校教育
目次
要旨
中文摘要
1.はじめに-1
1.1本論文の目的-1
1.2研究背景-1
1.3仮説の提出-1
1.4本論文の構成-2
2.研究方法-2
2.1調査1-2
2.2調査2-2
3.統計と分析-3
3.1調査1-3
3.2調査2-5
3.3考察-5
4.仮説の検証-6
5.提案-8
6.おわりに-8
参考文献-9
付録-11
アンケート調査票-11