概要:本論文の研究対象は渡辺淳一の作品における女性像である。「女性像」、「死」、「セックス」、「倫理」は渡辺淳一の作品では不変なテーマである。そして、本論文は『愛の流刑地』の冬香を例として、まず、その内容を紹介する。それから、『愛の流刑地』の主人公の冬香は、愛情と倫理道徳の衝突する際、現れ出た言葉と行為を述べ、そして、渡辺淳一の創作スタイルと独特の人生経験を結びつけ、その作品における女性像を解読する。
キーワード:女性像;倫理;死亡
目次
概要
中文摘要
序 章 研究目的と先行研究-1
第1節 研究目的-1
第2節 先行研究-1
第一章 渡辺淳一について-2
第1節 渡辺淳一の生涯-2
第2節 渡辺淳一の作品と成果-2
第3節 渡辺淳一の創作スタイル-3
第二章 『愛の流刑地』について-3
第1節 邂逅-3
第2節 密会-3
第3節 風死す-4
第4節 入獄-4
第三章 『愛の流刑地』における女性像-5
第1節 地位が低い女性-5
第2節 脱線する女性-5
第3節 伝統的な女性-6
第4節 勇敢な女性-6
終 章-7
参考文献-8