要旨
日本の正月というと、皆さんはきっとそれを中国の正月と繋がっていると思う。確かに、日本の正月は中国から伝われたものと考えられるので、日本の正月には多くの風俗は中国のと極めて似ている。しかし、長い歴史の河で、時代が絶えず変更している中、たとえ日本の正月風俗は中国のと似ても、その含んだ意味はまったく違っている。
そして、発展や変化し続ける中で、日本人はかすを取り除き、精華を取り入れていて、多くの風俗は日本ならではの文化になった。私は日本の正月風俗の変遷への調査や、またそれを論文のテーマとして編纂することを通じて、人々は日本正月が中国のをそのまま移すという誤解を解きたいと思う。そして、物事はずっと変わらないというわけではなく、二つの似たものは時間の流れの中で、他の優秀な部分を吸収し、新しいものに生まれ変わるということを人々に知らせたいと思う。
序章と終わりを除いて、私は論文を2つの部分に分ける。
第一部分は主に日本正月の起源やその意味を述べる。
第二部分は主に日本正月の行事を述べる。また、それを三つの部分に分け、正月の飾り物、祭祀及び行事食の三つの方面から正月風俗の変化を述べる。例えば、飾り物や行事食はそれぞれに門松や注連縄を飾り、お屠蘇やおせち料理を食べることなどがある。もともとは、人々はそれらを自分の手で作ったが、今人たちは人々は仕事のために奔走しているので門松や注連縄の作りを事業として発展する会社に注文し、料亭におせち料理を注文する或いはコンビニで何か食べ物を買っていい加減にやる。祭祀の方では、昔、日本で祭祀を宮廷しか行わない。例えば追儺式である。しかし、時代の発展につれて、民間でもだんだん広まって行った。現代では豆を撒いて鬼を退治するという式である。
キーワード:正月風俗;正月の飾り物;祭祀;行事食;おせち料理;追儺式
目次
要旨
中文摘要
1.はじめに.6
1.1先行研究と問題の提出
1.2研究の目的
2.日本の正月の縁起.7
3.日本の正月行事.8
3.1奈良時代から現代までの正月の飾り物
3.1.1門松
3.1.2注連縄
3.1.3鏡餅
3.2奈良時代から現代までの祭祀11
3.2.1追儺式
3.2.2初詣
3.3奈良時代から現代までの正月行事食12
3.3.1若水
3.3.2雑煮
3.3.3お屠蘇
3.3.4おせち料理
4.おわりに14
5.参考文献.15
6.感謝の言葉