要旨
宮崎駿は日本の有名なアニメーション監督である。ウォルト・ディズニーに「アニメーション界の黒沢明」と呼ばれている。彼の作品は日本のアニメーション界で最高峰である。私は宮崎駿の作品が大好きである。「風の谷のナウシカ」から「もののけ姫」 までの作品には深い意味がある。例えば、生命、大自然、森林への讃美、人類の行為に対する不満を表し、更に戦争と環境という関係を考えている。たとえ各作品の題材が違っても、沈思をさそう情報を巧みに作品の中にとけあわせる。本文では彼の一連のアニメーションに基づいき、日本人の自然観とその自然観の成因を探りたい。
キーワード: アニメーション;日本人;自然環境;自然観
目次
要旨
中文摘要
1.始めに1
2.宮崎駿と日本のアニメーション1
3.宮崎駿の作品に表れた日本人の自然観1
3.1「風の谷のナウシカ」-人間性の解放、自然の容赦
3.2「平成狸合戦ぽんぽこ」-人間の貪欲さ、自然の限界
3.3「もののけ姫 」-人間の欲念、自然からの報復
4.その自然観の成因4
4.1宮崎駿の生活環境
4.2自然条件による影響
4.3稲作文化による影響
4.4日本人の樹木を始源とする観念
5.結論6
参考文献8
謝辞