要旨:言語は文化の媒体で、社会発展の道具である。日本語における外来語は、歴史が長く、特に第二次世界大戦後、急激に増加した。外来語は歴史的に重要な役割を担ってきて、日本語に大きな影響を与えている。本稿は多数の調査資料に基づき、外来語に対する日本国民の言語態度を研究した。第一章には、外来語の定義、歴史、および外来語の現状をまとめた。第二章には、文化庁と国立国語研究所による調査報告を踏まえ、外来語の使用に対する日本国民の許容度を考察した。具体的に、年齢、性別、職業という三つの視点から研究した。研究によると、性別と職業は日本人の言語態度に大きな影響を与えているが、性別における差はそれほど明らかではないことがわかった。第三章には、国民の言語態度に対する分析を通じて、現代日本語における外来語の定着度を検討した。最後は、中国に対する啓示も模索してみた。
キーワード:現代日本語、外来語、国民、言語態度
目次
要旨:
中文摘要
はじめに-1
第一章 現代日本語における外来語-1
1.1日本語における外来語の定義と歴史-1
1.2日本語における外来語の現状-2
1.2.1外来語の割合-2
1.2.2外来語の構成-3
第二章 外来語に対する日本国民の言語態度-4
2.1言語態度とは-4
2.2外来語に対する言語態度の分布-4
2.2.1年齢における分布-4
2.2.2性別における分布-5
2.2.3職業における分布-5
2.3ほかの影響要因-6
第三章 言語態度から見た現代日本語における外来語-7
3.1外来語の定着度-7
3.2中国に対する啓示-7
終わりに-8
参考文献-9
謝 辞-11