要 旨:戦後、日本社会は奇跡の経済的繁栄を達成した。しかし、日本人はその繁栄が大いなる虚構であったことをバブルの崩壊とともに思い知った。日本アニメ(Animation)・コミック(Comic)・ゲーム(Game)(以下「ACG」)文化は独特に存在し、数十年の発展のともにACG人口の年齢層も拡大する。空想的な世界で、現実の不満を紛らし、それに対する熱狂の人は「オタク」を呼ばれる。日本のACGが「宇宙戦争系」から今の「萌え系」へと変化する。その中で最も重要な原因は「恋愛資本主義」という現象が産生した。現実世界の恋愛格差がますます激しい。恋愛できない人は空想的な世界で自分の感情を満足欲しくて、日々に衰えていく純愛を追い求める。
本文は彼たちの産生の原因と影響を検討する。
キーワード:萌え、オタク、アニメ・マンガ・ゲーム、恋愛資本主義、少子化、日本
摘 要:战后,日本社会达到奇迹般的繁荣。但是,在繁荣的背后,日本人切身地体会到虚构的泡沫经济崩坏所带来的冲击。日本动漫游戏在世界上别树一格,经过数十年的发展,读者玩家的年龄层也日益增大。它利用假想现实来排解对现实的不满,热衷于此的人被称为御宅族。日本动漫之所以从“宇宙战争系”转变到今天的“萌系”,其中最主要的原因是“恋爱资本主义”现象的产生。由于“恋爱分配上的贫富悬殊”状况越来越严重,恋爱失败者渴望通过假想世界(二次元)来追寻日渐衰微的纯爱。
如果“萌系御宅族”的比例持续增加,很有可能会破坏现今的男女关系,甚至会取代现实恋爱。本文探讨的正是他们产生的原因及影响。
关键词:萌;御宅族;动画·漫画·游戏;恋爱资本主义;少子化;日本