要旨:インターネットが発達した現代社会は情報社会となった。情報の更新のスピードは一秒を争っていると言っても過言ではない。その結果、ほとんどの人がインターネットを使用して連絡を取り合っている。本稿では現在インターネットによる連絡ツールの代表である人人網、facebook、mixi、QQ、MSN、skype、twitter、微博などを取り上げ、その効能を研究する。
インターネット社会の中ではお互いに利害の衝突がないため、その人間関係は感情を主とすることになる。インターネット社会の特徴は開放性と個性化であるため、親密な人間関係を創立することは安全で、容易である。つまりインターネット社会における親密な人間関係と現実社会の基準は異なっているのである。
その結果、インターネット交流ツールには利点も多いが、欠点もある。時には予想もし得なかった弊害が発生することもある。本稿では特に、twitterを題材としたテレビドラマ「素直になれなくて」を取り上げ、インターネット交流ツールによる弊害を具体的に分析する。
最終的に、現代社会では欠かせないインターネット交流ツールとどのように向き合っていくべきかという展望を示す。
キーワード:通信手段 手紙 電話 インターネット 素直になれなくて