要旨:ことわざは生活の中に生まれ、絶えず発展しつつあり、社会文化を反映するので、広
く使われている。その特徴は簡潔、ユーモアに富む、通俗的で理解されやすいという三 点である。一方、猫は可愛い見た目と気ままな性格で、昔から人間にペットとして愛さ れている。世の中に、猫が好きと言う民族は多いが、日本人ほど猫を愛する民族は少な い。日本人は自分の思いを猫に寄せ、長い歴史の中で、特別な猫文化を育んでいる。猫 はいつも人間と一緒に生活を送るので、生活の習慣と外見の特徴もよく知られている。 そのため、いろいろな猫に関することわざが生まれている。言語は文化の一部分であり、 文化も言語の中で体現され、この二つは互いに補完し相互作用をもたらす。本研究は日 本語で猫に関することわざをまとめて分析し、日本人の猫を愛する理由ならびに猫にま つわる日本独自の文化について考察するものである。
キ—ワ—ド:ことわざ;猫;日本;文化特徴
目次
要旨
中文摘要
第 1 章はじめに 1
1.1研究対象 1
1.2先行研究 1
1.3研究目的 2
第 2 章日本の猫に関することわざ 3
2.1ことわざの定義 3
2.2ことわざ及び慣用句 3
第 3 章日本の猫の歴史 9
3.1「唐猫」の時代 9
3.2「短尾の猫」の時代 9
3.3「放し飼いをする」時代 10
第 4 章日本の猫文化 .11
4.1猫への嫌悪感と好感 11
4.2猫文化の原因探求 12
第 5 章おわりに 15
参考文献 17
謝辞. 18