要旨：本稿は女性の化粧と経済の関係を考察するものである。これまでの化粧に関する研究は、化粧の歴史と社会的心理に対するものが多く、化粧と経済について考察したものが多くなかったため、このテーマを選択した。
本論文では、まず化粧についての歴史と現状を説明し、それから、歴代の日本の化粧品会社の化粧品のポスターを分析する。具体的にはモデルの化粧の特徴をもとにして、化粧の変遷を研究する。そこから日本経済が本当に女性の化粧に影響を与えているのかどうかということについて検証したい。
また、日本人女性にアンケートをとって、現在の女性化粧品の種類と化粧の方法の多様化を調べる。以上のような研究から、最後に化粧がこれからどのようになってゆくのか、という将来の展望について述べる。
特に今、中国でも化粧品は大きな発展を見せているが、今後この発展が続くかどうかについて考えたい。
キーワード：女性；化粧；経済；化粧様式
目次
要旨
中文摘要
1.はじめに1
2.化粧について1
2.1化粧の定義
2.2化粧の歴史と現状
2.3先行研究
3.日本の戦後経済史の概説5
4.化粧品のポスターから見る日本女性の化粧の変化6
4.1モデルの選択
4.1.1 日本人
4.1.2 外国人
4.2化粧の濃淡
4.2.1口紅の色の変化
4.2.2眉毛の色の変化
4.3 アイラインの画法
5.バブル経済崩壊後における「口紅効果」.11
5.1「口紅効果」とは何か
5.2 日本の「口紅効果」を出現する原因
6.アンケート結果から見る女性の化粧品の選択.12
7.中日両国の化粧の未来とは.14
8.おわりに.14
参考文献. .15
謝辞. .16
