要旨
現在、若者の間で、ボーカロイドという音声合成ソフトが大きな人気を呼んでいる。ボーカロイドとはヤマハが開発した音声合成技術、及びその応用製品の総称である。それらの製品の中で、最も人気のあるものが、初音ミクである。登場して以来、初音ミクの反響は益々強くなり、日本のみならず、海外でも影響を及ぼしている。本研究では、初音ミクが日本人にとってどのような存在か、そして日本のアニメ、コミック、ゲーム産業の商業手段の一部を明らかにし、またそれらが好きな日本の若者の価値観を知ることを目的とする。上述したことを明らかにすることは、中国のアニメ、コミック、ゲーム産業や若者向け文化の創作の方面からも有意義であると思われる。
キーワード：音声合成ソフト、誕生の原因、社会影響、中国への示唆
目次
要旨
中文摘要
1. はじめに4
2. 先行研究4
2.1 初音ミクとは4
2.2 初音ミクの流行や社会反響5
3.初音ミクの誕生6
3.1 擬人化の流行6
3.2 萌えキャラ文化の発祥の地7
4. 初音ミクがブームになる原因7
4.1 作品への共感7
4.2 人格育成の可能性8
4.3 同人創作とその中における製作者の積極性9
5. 初音ミクの社会影響9
5.1 中国語のボーカロイドーー洛天依（ルオテンイ）の登場10
5.2 若者に対しての代弁者10
6．中国への示唆10
6. 1同人創作11
6. 2 若者向き文化の欠如11
7．おわりに11
7.1 まとめ11
7.2今後の研究課題11
参考文献12
謝 辞13
