要旨:近年、老人問題への社会的な関心がだんだん高まってきている。それにもかかわらず、まだ若いのせいか、わたしは老人問題をそんなに切実にかんじなかった。『恍惚の人』という本を読んで、身近な家族が痴呆になったら、もし自分が痴呆になったら、どうするかということをはじめて気が付いた。我々だれでも避けることの出来ない問題だ。老人問題の現実性、深刻さを身に染みて分かるようになってきている。老人問題は日本一か国の問題ではなく、わが中国、いや、世界中のどの国にも存在している社会問題だと思う。
本文は『恍惚の人』という本の分析を通して日本の老人介護問題の現状及び問題について自分なりに分析し、検討してみたい。また、日本における老人福祉政策を紹介して、さらにわが中国の目前の老人問題の現状と存在問題について簡単に説明してみようと思う。
キーワード:『恍惚の人』;老人介護現状と問題;老人福祉政策
目次
要旨
中文摘要
序 論-1
第一章 『恍惚の人』という本の紹介-2
1.1『恍惚の人』のあらすじ-2
1.2『恍惚の人』の社会背景と社会影響-3
第二章 日本における高齢者の介護について-5
2.1日本における高齢者介護の現状と問題-5
2.2日本における老人福祉制度-6
第三章 中国における老人介護問題及び日本からの啓示
3.1中国における老人介護現状-8
3.2中国の老人介護問題及び日本からの啓示-9
結論-10
謝 辞-11
参考文献-12