日文要旨:少子化は高齢化とともに生じる世界的な問題で、日本では最も深刻になっている。1989年日本の合計特殊出生率は1.57%まで下がり、2005年はさらに1.26%という過去最低の数値に落ちていた。同時に、高齢人口の比率が高まっている。日本は少子高齢化社会に入り、生産力の低下、消費市場の萎縮、国家経済の衰退など一連の問題を引き起こしている。少子化は日本の深刻な社会問題の一つになっている。その背景は様々な要因と関係がある。日増しに深刻な少子化問題は日本社会の経済、政治、文化、教育など多方面に大きな影響を与えている。少子化の現状を契機として、日本政府は1990年代からいろんな出産促進の政策を打ち出した。立法保障、制度保障、出産補助の提供、出産を奨励する社会環境などの措置が含まれる。本稿は日本の少子化問題を解決するための対策をを明らかにし、その効果と経験を検討する。これは家庭の子育つ状況が似ている中国にも示唆するところが多いと思う。
キーワード:少子化; 育児支援対策; 制度保障; 出産補助
中文摘要:少子化是与高龄化相伴而生的全球性社会问题,而在日本尤为严重。1989年日本的总和出生率为1.57%,2003年以1.29%的总和出生率突破了原定2007年才会降至的生育率谷底。与此同时,社会老龄化人口的比率却在不断提高。日本进入了少子高龄化社会,引发了社会生产力下降、消费市场萎缩、国家经济衰退等一系列问题,少子化问题已成为日本严重的社会问题之一。其产生的背景与多种因素有关。同时日趋严重的少子化问题给日本社会的经济、政治、文化、教育等诸多方面带来了很大的影响。以少子化现状为契机,日本政府从1990年代中期开始采取了一系列促进生育的政策。包括立法保障、制度保障、提供生育补助、创造鼓励生育的社会环境等措施。本课题旨在梳理清楚日本解决少子化问题的相关对策,进而探讨其效果和经验。这对有着相似家庭育儿状况的中国具有启示作用。
关键词:少子化;育儿支援对策;制度保障;生育补助
目次
中文摘要
要旨
はじめに-1
1日本の少子化の現状-2
2少子化の原因-3
2.1未婚化・晩婚化・晩産化-3
2.2子育てによる費用の増加-3
2.3子育による時間貧乏-4
3少子化をめぐる問題-6
3.1経済への影響-6
3.2社会保障への影響-6
3.3子供の成長への影響-7
3.4地方行政体制への影響-7
3.5伝統文化の伝承への影響-7
4今までの少子化対策-8
4.1『人口問題審議会報告書』の発表-8
4.2少子化社会対策基本法と次世代育成支援対策推進法-9
4.4現政権における少子化対策の議論-10
(1)少子化危機突破のための緊急対策-10
(2)人口目標の設定-11
(3)少子化社会対策大網-11
5少子化対策への新たな展望-12
5.1政府の役割-12
5.2職場の役割-12
5.4社会やコミュニティーの役割-13
終わりに-14
参考文献-15
謝 辞-16